ナメクジとカタツムリ・・・
同じ生き物?
違う生き物?
どちらなのでしょうか。
ナメクジとカタツムリの生態と分類とは?
ナメクジには触角が2対あり、外側の長い方の先端に目がついています。
しかし、目の細胞はとても単純なものとなっていて、明るさの判別くらいしか出来ないのです。
カタツムリは2対触角を持っていて大触角と小触角を2本ずつ持っています。
大触角は光の明るさを判別する事が出来るようになっていて、小触角は嗅覚を感じ取る事が出来るのです。
生物学的分類では、カタツムリは「軟体動物門・腹足綱」に属する巻貝の一種とされていて、ナメクジは「軟体動物門・腹足綱・有肺亜目・柄眼目」と分類されているのです。
ナメクジは元々カタツムリだったのが、殻が退化してしまい無くなった種類のものなのです。
貝と捕食は?
とても多くの人がカタツムリの殻は空洞になっているのではないのかと疑問を持っているのですが、カタツムリの殻は体官の一つで、中には内蔵があります。
その為、体の一つとして扱われているため、とても重要な役割となっているのです。
また、カタツムリは軟体部分が湿った状態でないと生きていく事が出来ないのです。
貝は外敵に対する物理的防御をする事も出来るため、カタツムリが外敵に襲われないようにする為にも貝殻はとても重要なのですが、ナメクジには貝殻が無いので防御できないのです。
まとめ
ナメクジとカタツムリについて詳しく知ることでどんな事が弱点なのか、どんな強みがあるのかをしっかりと把握をすることができますね。